実験結果
スケルトン階段の段板を固定しているネジが切断してしまう問題で、今日はホームサービスの山ちゃんが実験結果の報告に来てくれました。
実験の目的は、ネジの切断ときしみの原因の解明と対策の検討です。
展示場のスケルトン階段を使って、うちと同じような施工をし、6時間にわたって1秒間に2回程度足踏みで加重をかけて実験をしていただいたそうです。
頭が下がります。
山ちゃん、ありがとうございました。
(報告書は私が上司なら書き直しをしてもらわなければならないものでしたけどね。)
途中、ビス切断の現象がでないため、一部のビスを斜めに打ってみたそうです。
すると・・・
ビスの切断を再現することができたそうです。(真ん中の写真)
うちのスケルトン階段でビスが切断した部分を確認したところ、鉄板のビス穴と段板のビス穴がずれているところがあったため、ビスが斜めに打たれていたと思われます。
【ビス切断の原因】
ビスが斜めに打たれ、最後にビスの頭が鉄板のビス穴にあわせて折れ曲がり、弱くなったところが加重によって切断したものだと思われます。
【きしみの原因】
きしみが起こる部位としては、ビスと鉄板(サグラダの状況から確認)、ビスと段板(次回確認)、鉄板と段板(今回確認済み)が考えられるそうです。
実験結果から再度認しなければならないことを話し合い、もう一度実験をしていただいて、その結果から対策方法を考えていただく予定です。
まだまだ続きます・・・。
山ちゃん、よろしくね。