この家の一番のこだわりは、スケルトン階段。

広くないリビングをいかに広く見せるか・・・その答えがスケルトン階段だった。

でも、このスケルトン階段、へーベルハウスの仕様になく、特注なのでとっても高い。普通の階段の10倍以上する。

それでも、この階段にこだわった。

ケルトン階段への思い入れは、私よりも細のほうにあった。

ケルトン階段はカッコいいんだけどね。やめれば述べ床で4坪くらい実際に広くできるんだよ・・・と、うすうす?気づきながらも、細がこだわっているので何も言わなかった。

でも、これが曲者だった。サグラダファミリアの元凶となってしまった。

我が家の設計ではL字型の階段としたのだが、全部スケルトンでL字型にするのは難しいらしく、L字の下2段は下地をモルタルで盛ってその上に段板を張る、ということになった。

その段板を張って1週間もしたころ、板が反ってきてしまった。

モルタルの湿気や、ボンドの膨張によるものらしい。

そこで段板の取替えとなったのだが、なかなかうまく工事ができず、今週の土曜日に第四回スケルトン階段工事となってしまった。

写真は、反ってしまった段板を剥がす前(3月26日撮影)のもの。遠くから見ただけではわからないんだけどね。