お隣からのクレーム
1月15日(土)と1月17日(月)はお隣と話し合いをしてきました。
というのも、3Fの腰壁までついたところで、北側のお隣からクレームがきたのです。
腰壁のせいで家に日があたらなくなってしまった、というのです。
そのため外側の工事はストップしてしまいました。
お隣は旦那さんがすでにリタイアされた年配のご夫婦二人暮らしです。
3F建てを建てることは工事前のご挨拶でも説明させていただきましたし(理由①)、現場には完成予想図入りの「建築工事のお知らせ」の看板も立ててありました(理由②)。
法令上も問題がないこと(理由③)、さらに、うちはお隣に考慮して境界から1.5m離して建てているのです(理由④)。
もっと言えば、私がこの土地を購入する前に建っていた家は東側の道路ぎりぎりまであったのに対して、うちは道路から5.2mあけて建てています。
以前建っていた家(上の写真と比べると、うちはかなりひっこんでいるのがおわかりいただけると思います。)
ですので、たしかに昼ごろには日が遮られてしまうのですが、朝については以前よりもはるかに明るくなっているはずです(理由⑤)。
冬至から1ヶ月ほど過ぎた1月16日10:24の写真。電柱の影を見ると、太陽の角度がわかっていただけると思います。この時点でお隣のお家にはほとんど日があたっています。
それなのに、外壁ができてしまってからそんなクレームをつけられてもねぇ・・・
前に建っていた家が夏に解体されてから半年の間、太陽を独り占めしてきたので余計に暗く感じてしまうのでしょうね。
ヘーベルの営業さん、設計さん、工事担当さんから2、3回ご説明させていただいたのですが、話がまとまらず私も加わることになりました。
日影図(3Fの腰壁があった場合となかった場合、冬至の日にどれだけ影が違うかを説明するためにヘーベルが用意してくれました。)
私からは上記理由①〜⑤に加え、外壁の塗装が白っぽい色(石白)であるため、少しは明るいイメージになることも説明しました(理由⑥)。
旦那さんはうちが法令上も、さらにそれ以上に配慮していることはご理解していただいているようですが、奥様のほうは心情的に許せないようでした。奥様は話し合いの間じゅう感情的で、正論などまったく受け付けていただけない状態でした。
実は最終手段として、少しでも日があたるように3Fの腰壁に腰壁デザインパネルをいくつかつけさせていただく案を用意してあったのですが、奥様の一言で私はそれを採用する気がまったくなくなりました。
というのも、トップハットのことを「あんなもん引っこ抜いてやりたいわ!」と憎々しげに言い捨てたからです。
(2年以上経った今でも完全にこのフレーズを憶えています。)
さすがに私もカチンときたのですが、私が言い返す前に旦那さんが奥様を一喝されたので、私は怒りの鉾先を失ってしまいました。
そのため、デザインパネルの話は、もうお隣さんも妥協しないだろうな、というくらいもめたあとでしか出しませんでした。
案の定、お隣さんはそれでは満足しませんでした。
私は内心ほっとしました。どう考えたってうちにこの腰壁デザインパネルは合わないからです。
最終妥協案の腰壁デザインパネルも拒否され、話し合いがつかなかったため、旦那さんは渋々ですが、変更なく工事を進めることを了解してくださいました。
奥様は不満をあらわにして家に入っていかれました。
その後、旦那さんは普通に挨拶をしていただいていますが、奥様は入居から2年を過ぎた今でもこちらから挨拶をしてもプイッと怒った顔をされて(本当にプイッとされるんですよw)挨拶をしていただいたことは一度もありません。まあ、それでもお会いするたびに挨拶させていただいていますけどね。それもうちは全然気にしていません。
(記2007年5月3日)