クリスマスプレゼント

サンタさんが子供たちへのプレゼントをちゃんと届けてくれましたよ。



ゲームソフト・・・

私はコンピュータゲームは好きじゃないので、子供に買ったりするのも気が進まないんだけれど、子供たちは大好きなので仕方がない。サンタさんからのプレゼントだし。


ふと、ダイニングテーブルの上を見ると、下の子からサンタさんへの手紙が置いてあった。



サンタさん「この子は去年もわしに手紙を書いてくれておったのう。ほっほっほっ。」

トナカイさん「今年はチョコレートはないのかな。不景気なんだねー。」

サンタさん「どれどれ、『ぷちぷちおみせっち』がほしいとな。」

トナカイさん「あれ? たしか、別のものを頼まれていたはずだけど・・・」

サンタさん「まあ、しかたがないな。それでは、メリークリスマス!」

と、そんな調子で忙しそうに行ってしまわれた。


朝、起きてみると子供たちはすでにゲームに夢中・・・と思ったら、下の子はちょっと元気がない。やっぱりほしいのじゃなかったみたいだ。

といっても、ほしいものが毎日ころころと変わるので仕方がない。

でも、ある疑惑が晴れたみたいだ。


下の子「サンタさんってパパとママだと思ってたけど、違うんだね。」

私「どうして?」

下の子「だって、私のほしいものじゃなかったんだもん。パパとママなら私のほしいもの知っているでしょ。」


あれ? やっぱうすうす気づいていたんだね・・・。


それでも、そのゲームで遊んでいるうち、「これ面白い」ってご機嫌になったので、サンタさんもほっとしていることだろう。