ワクワクへーベルハウス

家づくりは工法のメリット・デメリットを知ることから始まる
(日経のコラム「失敗できない時代の住宅選び」さくら事務所コンサルタント 三上隆太郎氏)

 皆さんが一戸建住宅を建てるとき、何を気にするだろうか。人によってさまざまではあろうが、おそらく多くの人が外観の見た目、キッチンなど水廻りの設備、あるいは床材やドアといった建材などの質感を気にするのではないだろうか。

 さくら事務所の契約事前相談でいただく一戸建てに関するご相談でも、見た目やイメージに気をとられ、本質的な部分を決定的に見落としてしまっているケースが数多く見受けられる。

 前述の項目はあくまで付加価値的なものである。あらかじめもっと気にしておくべきことは、住宅の工法なのだ。

ヘーベリアンの多くの方は、へーベルハウスの耐震性、耐火性、断熱性、遮音性などの住宅性能に魅力を感じたのだと思う。

私も阪神大震災の直後にポツンと建つへーベルハウスの写真を見て、その耐震性にとても驚き、ますますへーベルハウスを建てたくなった。

しかし、先ほどの記事とは逆に、へーベルハウスの場合は住宅性能は評価できるので、インテリアなどにもう少し力を入れてもらえるとうれしいと思う。

通販の本を見ていると、ワクワクしたり、これいーなー、なんて楽しかったりするのだが、へーベルハウスのデザインブックは結構地味。これもほしい、あれもほしい、って思えるものが少なかった気がする。

ただ、そうなっちゃうと今度はコストの関係で悩まないといけなくなるが・・・。

それでも、仕様を選んびながらそういうワクワク感を感じられれば、「やっぱりへーベルハウスにしてよかったなぁ」って思える瞬間が増えるのに!

そういう意味では、セキスイハウスとアクタスのコラボレーションはとても面白い取り組みだと思う。

セキスイハウス×アクタス 生活を遊ぶ家

いや、ほんと、SSのまわしものではありませんから。